1.コンサルティング・診療診断
インプラント治療のご説明を行い、さらに安全にインプラント治療を行えるよう十分な精密検査を行います。
従来の方法
インプラントの場合
抜けた歯の両隣の天然歯を削って人工の歯(ブリッジ)をかぶせる方法です。両隣が健康な天然歯であっても、削ることになります。
インプラントの場合
インプラントは隣の健康な歯を削ることなく植立し、人工歯を取り付けます。自分の歯と区別の付かないくらい自然な状態となります。
従来の方法
抜けた2本の歯の部分に加わる大きな力を支えるため、数本の健康な歯を削りブリッジにします。支える健康な歯には、大きな負担になります。
インプラントの場合
抜けた数だけのインプラントを植立できます。インプラントはあごの骨にしっかり固定されているので強い力で噛むことができます。
従来の方法
取り外しの入れ歯を作り、バーを左右に渡して固定します。さらに留め金でも固定しますが、口の中のバーや留め金には異物感が伴い、口臭の原因にもなります。
インプラントの場合
数本のインプラントを植立します。その上に連結した冠をかぶせて噛み合わせを作ります。
従来の方法
全部に床のついた入れ歯を装着します。あごの骨が退縮すると入れ歯が不安定になりやすくなります。
インプラントの場合
数本のインプラントを植立し、磁石やボールジョイントの土台を固定し、義歯に維持装置を付けて、入れ歯を固定します。取り外しや清掃、修理も比較的簡単ですので、高齢者の方にも使いやすくなっています。しっかり噛めるので食事がおいしくなります。
インプラントとは
当院では、2011年に最新のCTスキャンを導入しました。 従来のレントゲンでは見えづらかった骨の内部の神経の様子などまで、立体的に見ることができ、より安全な治療を行うことが可能となりました。3次元で歯や神経の位置を分析し、事前にインプラント施術可否や施術位置・角度、深さを検証します。事前に念入りにシミュレーションすることで、成功の確率を大きく高めます。
当院では、18年ほど前、まだインプラントを始めている歯医者が少ない頃から、インプラント治療を取り入れてきました。この18年で治療した実績は500本以上に上ります。 インプラント治療に必要な経験と実績を踏まえ、皆様に最適なインプラント治療法をご提案しています。
インプラント治療のご説明を行い、さらに安全にインプラント治療を行えるよう十分な精密検査を行います。
インプラント体をあごの骨に埋入します。手術は局所麻酔を行い、痛みの心配はほとんどありません。 手術時間は1~2時間です
一次手術の10日から2週間後、歯肉が治癒しますので、抜糸を行います。
2~3ヶ月間インプラント体に力が加わらないようにし、骨との結合を待ちます。
2〜6ヶ月後、インプラントと骨がしっかりと結合したことを確認して、インプラントの上部土台となるパーツを取り付ける手術を行います。
二次手術の10日から2週間後、歯肉が治癒しますので、歯型を取り、人工の歯を作成する工程に入ります。
作製した歯をお口の中にセットします。その後定期的に検診を行い、インプラントと天然歯をいつまでも大事にメンテナンスします。
Q
1.インプラントは、何年くらいもちますか?
A
インプラントは日常のメンテナンスが非常に大切です。お口の衛生状態がよければ10年以上、当院の患者様でも18年間問題なく機能している患者さんもたくさんおられます。
Q
2.インプラント治療を受ける場合、年齢の制限はありますか?
A
一般的に骨の発育が完成する20歳前後から可能です。全身的疾患などの異常がなければ、上限は特にありません。 当院では85歳の方の実績もございます。
Q
3.インプラントの治療費はどれくらいですか?
A
インプラントの治療費は健康保険が適用されない自由診療です。使用するインプラントの本数や設計によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
Q
4.治療中、歯のない期間はどれくらいですか?
A
手術後、1~2週間は傷口の保護期間を設けますが、その後仮義歯をセットできます。
Q
5.喫煙者でもインプラント治療は受けられますか?
A
喫煙が血管収縮、血流阻害、白血球の機能障害の原因になることは知られており、インプラント治療に悪影響を及ぼすことは予想されます。喫煙者でもインプラント治療は受けられますが、手術前後2週間は禁煙をすることが望ましいでしょう。